研究概要
高口グループ
化学反応なぜ起きるのか、どのようにして進むのか、を明らかにすることが研究のテーマです。多くの物質は化学反応によって作られ、また壊れます。分子は折れ曲がり、歪み、伸び縮みしながら、化学結合を作ったり、切ったりします。化学反応には必ず熱の出入りが伴いますが、反応熱の正体は生成物の運動です。レーザー分光法を使うと、生成物がどのような振動や回転、あるいはスピン状態をしているかがわかります。散乱法を使うと、生成物がどの方向のどれだけの速さで放出されたかがわかります。化学反応に関わる分子のミクロな運動様式を実験的に観察することで、様々な機能と構造を持つ物質が創られる原理を調べています。
岡田グループ
紫外光から軟X線領域の放射光を光源に用いて研究している。近年では水溶液系を対象とし,その吸収スペクトルや発光スペクトルの濃度依存性を測定している。過剰吸収係数の概念やケモメトリクスの手法を応用して溶質の水和構造を調べている。
柘植グループ
低温化学の観点から、星間化学の研究を行っています。
星や惑星の母体となる星間分子雲では、氷を纏った塵の表面での化学反応が多様な化学種の生成に寄与していることが知られています。
柘植グループの研究では実験室で極低温の氷表面・真空状態を再現し、氷表面での化学反応を素過程として理解することを目指しています。
Keywords: 低温物理化学、赤外分光、宇宙化学
・氷上を動き回る炭素原子(北海道大学、プレスリリース)